アマナが、UberEatsのグラフィック広告の撮影を担当しました。
フォトグラファーAKANE(アマナ)のビビッドな世界観が活かされたビジュアルとなっています。
これらの広告は電車内の中刷りポスターやJR渋谷駅ハチ公改札前OOHに掲載されました。
<AKANEコメント>
真夏日の最中、目が離せないほどアツいスポーツ試合のイメージを軸にし、そこに自分が得意とするハイコントラストでビビッドなトーンを掛け合わせました。家の中でありながら、会場にいるかのような興奮と熱気で満ち溢れている雰囲気を、静物とトーンでいかに表現できるかがポイントだったと思います。特に今回は様々な大きさ、媒体での展開のため、大きくても、小さくてもインパクトが残る絵作りを心がけました。
プロップについては、キービジュアルの場面設定が、一般家庭のリビングやダイニングだったため、机や壁は馴染みのあるベーシックなもので取り添え、ライティングも家らしい雰囲気に寄せています。また、整然とした世界を作るというよりも、リアルな家らしさを表現するため、壁を少し黄ばませたり、壁紙の線をあえて残したり、プロップの配置に気を配りました。広告的なバランスの良さを目指すだけでなく、構図を絶妙に崩し、画にランダムさを持たせながら魅力的に切り取る手法は、いつも作品で模索している点でもあり、うまく活かせたのではないかと思ってます。
またプロップが多い中、主役であるバッグやペナントとうちわ、食事にはきちんと目が行くように、より注意を払いました。他よりも強めの調整を入れつつ、焼き鳥やたこ焼きには艶を入れてシズル感をきちんと伝えたり、ペナントやバッグは緑が活き活きするように周りに類似色は置かない対策をしています。
タイトなスケジュールでの撮影でしたが、現場にいた野球好きの方や今も野球をしている方のアシスト、そしてスタッフ全員が一丸となったおかげで作り上げられた画だと思います。
photographer AKANE
長野県生まれ、転勤族育ち。小学校から高校までの間、香港と深セン・中国で過ごす。Columbus College of Art & Design を卒業後、食の専門スタジオヒューに入社する(現アマナ)。 自身のサードカルチャーキッドとしての経験を生かし、ありとあらゆる物をミックスしたエキセントリックで夢心地な世界を得意とする。常識に捉われない、ワクワク が詰まったPOPなビジュアルを常に妄想している。
スポンサー:Uber Eats Japan
代理店:Special Group Japan
プロダクション:TYO / TYO drive
キャンペーン名:「野球見るなら」
ECD:曾原 剛
CD:瀧澤 慎一
AD:中臺 隆平(RIVER)
Ag Pr:NATSUKIX
プロダクション:TYO / TYO drive
プロデューサー:高木 啓充・倉科雄介(TYO)
フォトグラファー:AKANE(アマナ)
レタッチャー:古田雅彦(アマナ)
プロデューサー:橋本健次(アマナ)
アソシエイトプロデューサー:高橋珠里(アマナ)
編集者のひとこと
高橋 珠里(Associate Producer)
冷蔵庫の中でにんじんから葉っぱが生え始めていたので、そのまま再生栽培を始めました。
ベランダに出してみるとあまりの暑さですぐにしおれてしまったので、急いで室内に戻しました。
「キャロ吉」と名付け、太陽の届かない冷房の効いた場所で、毎日かわいがっています。
20 Aug 2024